唯作玲太のどっぴゅん☆ダイアリー

犬のこと、仕事のこと、見たもの、買ったもの、考えたこと

QBハウスに行ってきた

行きつけの美容院の美容師が退職となったので、散々悩んだ挙句QBハウスへ。

税込み1,080円也。

www.qbhouse.co.jp

どの店も、混雑状況をリアルタイムに配信している。

 

粗利

ふと考えてみた。

普通の美容院がカットで4,000円、5つの椅子があるとする。

10:00〜19:00までが営業時間の場合、施術に1時間かかるとして、フルで回って1日の売上が

4,000円×5席×9時間=180,000円

 

自分の行ったQBハウスの場合、椅子は3席、スタッフは3人。平日は10:00〜20:00が営業時間。10分カットということなのでフルで1日の売上が

1,000円×3席×6(10分カット換算)×10時間=180,000円

 

ありゃ、QBに利があるかと思いきや、たまたま同じになった。

ただ普通の美容院の場合はパーマやカラーなどの高単価メニューがあることを考えても、スタッフと席数が一致していない(全員がカットできるわけではない)ことや、機材メンテナンス費用や薬剤の経費を考えても、回転率の安定感からQBに分がありそう。

 

そこにきて以下のような業態である点。

blog.livedoor.jp

要はホットペッパービューティーなどの利用をしないと集客が見込めないが、その分広告費として利益を持っていかれているということらしい。

 上述の、退職した美容師さんと別れ際に握手したとき、手の荒れ具合を皮膚で感じたことを思い出した。

醜態恐怖

美容院に行って、自分が満足する髪型になったことは一度もない。

裏を返すと、自分でセットしようが何しようが満足のいく髪型になったことも一度もない。最近は髪の量が減ってくるという別次元の悩みが発生している。

中学生時代に、教科書掲載ではなく、教師のおすすめ本のような名目で、読んだ本を断片的に思い出した。戦争だか何かの理由で長期入院していて、生活費がないから入院費もどこから捻出できているかわからないレベルの人の手記だったかで、「娯楽がない」のようなぼやきをしていて。そこに何かの理由で政府だか役所だかから通知がきて、

「髪は坊主頭にしておけばよし、趣味は俳句を嗜めば場所を選ばないであろう」

のような内容。前後関係は曖昧だが、その部分だけは覚えている。生きるに直結しないことにお金を使ってはいけないのか、とか、言葉としては知らなかったが、「第三次産業」的なものを想像していた気がする。

人を外見で判断することは往々にしてあるし、自分の髪型がそれなりにまとまったときの高揚感も、それなりにある。

自分といえば従事しているのは三次どころか第四次産業あたりに位置しているような気すらして、妙な気持ちになった。